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笛吹農園が考えるぶどう栽培と販売
ぶどうは古代より世界中の人に身近な果物として親しまれてきました。3万種類とも言われる多彩な品種が存在し、果物の中でも最大の生産量を誇っています。ワインにされる量が全体の9割と言われますが、世界の主流品種の原産地と言われている中央アジアではイスラム教の伝播により飲酒は禁止され、生食用ぶどう(生でそのまま食べるもの)についてもさまざまな改良がなされてきました。日本でも中央アジアから広まった種類に、病気に強いアメリカ品種などを掛け合わせて色々な品種が作られています。
日本でも簡単に苗が手に入るぶどうの品種は100種類を超えています。よく知られているデラウエアや巨峰などの他に、緑、赤、黄など色とりどり、色々な味のものがたくさんあります。それなのに、普段、私達のところに届かないのは何故なのでしょうか? 近年、果物離れが著しいと言われています。色々な食品があふれている今日、食べにくい(皮をむくのが面倒)、高いなどの理由で敬遠されがちな果物ですが、色とりどりで色々な味のぶどうがもっと食卓にのぼれば、楽しいのではないでしょうか?
南林はぶどう好きのひとりとして、現在のようなぶどう販売の方法に疑問を持ち、新しい販売方法を目指しています。それは、色々な魅力的なぶどうを一般消費者が求めやすい形と価格で提供するということです。例えば、魚を買う場合、港に行けば鰤1本、鰹1本ということもあるでしょうが、普段お店で買う場合は切り身やお刺身の盛り合わせのような形で買うと思います。量も夫婦二人であれば、小さいパックを買うと思います。では、ぶどうはどうでしょうか?スーパーや小売店でも普通一房単位で売られていて、珍しいもの、立派な房のものは値段も結構します。しかも種類が限られています。これでは、いくらぶどう好きでも、よっぽどのお金持ちでなければ手が出ません。そこで、ぶどうを一房単位でなく、切り分けて売ることにしました。切り分けることで買いやすい量と値段になります。
ーーー>笛吹農園の果物栽培にについての考え方などをまとめてあります。ご興味のある方はPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。