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笛吹農園の栽培・作業管理について
2017年05月14日
笛吹農園では安全で安心なぶどう作りを心がけています。美味しい安全なぶどうを作るためには農園全体の環境を良好に保つことが大切です。
農作物を作るには肥料と農薬が欠かせないと言われています。笛吹農園では肥料と農薬の使用を最小限にするような工夫をしています。農薬は果物の皮に残ることで健康への影響が気になります。国の基準で残留量が一定以下になるように、使用料や使用期限(収穫前○○日まで、など)が決められています。その基準の範囲で使用すれば一応安全だと考えられています。しかし、基準は国によって異なることもあり、これが絶対という考えはできないと思います。また、農薬の害は消費者の口に入る分だけでなく、畑から地域環境への流出汚染の問題もあります。農薬だけでなく肥料についても同様で、量的にはこちらの害の方が深刻です。地下水や河川への汚染はじわじわと進んでいると思われます。
ぶどうは木そのものと畑の土が健康であれば病気や虫にも強くなります。特に畑の土は作物を育てる土台として重要です。笛吹農園では畑に草を生やす草生栽培を行っています。草生栽培は一言でいえば草の根っこで土を耕すということです。堆肥は入れません。耕運もしません。ということで、なるべく自然に近い状態にして、大きな機械などは使わない農業を行っています。